古い車輌の写真

阪急電鉄嵐山線 1 200系

200形 201

RP019 Web#=73 掲載2008/2/17

サイト・オーナーにとって最も身近な阪急電車です、と言っても仁川に住んでいる学生の身分では嵐山線は辺境の地でした。阪急唯一の流線型電車が廃車になると言うニュースを聞いて1969/11/25に嵐山線を訪問しました。

写真1は201、写真2は201の連結面です。200系は阪急では珍しい流線型電車でした。昔は京阪電鉄に所属していた千里山線で、木造車が焼失したのを補充するために1編成だけが作られたもので、他車とは連結ができず車体も小さかったので専ら嵐山線の往復だけに使われていました。

250形 251

写真3は251、写真4は251の連結面です。

多分この電車が作られた当時では斬新でスマートな顔つきだったのでしょう。でも濃い阪急マルーンには似合わないデザインではないでしょうか?

嵐山線は複線分の用地があるにも関わらず、単線で営業している異色の路線でした。本線から分岐する嵐山線プラットホームを離れるとすぐに単線となり高架で本線を横断します。京都線の本線で使われなくなった車輌が余生を送るというイメージが何時も付きまとっていました。

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