古い車輌の写真

トロッコ 2

別府鉄道 ディーゼル機関車の台枠

RM025 Web#=725 掲載2012/3/30

写真1と2はDC301の下回りと思われるもの、1979/10/7別府鉄道別府港機関区。

1952年江若鉄道は三菱重工業三原製作所でDC301を製造しました。
1965年に別府鉄道に譲渡。主として別府港駅での貨車の構内入換作業に従事していたようです。やはり使いにくかったのかディーゼル機関車では最も早く廃車となり、下回りは作業用台車として残されていました。

出自がディーゼル機関車なので、作業用台車としての使い勝手はどうなんでしょう? 素人目には重くて動かしにくいように見えますが。

三井三池港務所専用鉄道

写真3は4号電気機関車の残骸、1979/8/5に三井三池港務所専用鉄道三池港車庫。

部品の共食いをして残ったものでしょうか、4号電気機関車の残骸、台枠部分だけです。このゼネラル・エレクトリック社製の15トンL型電気機関車は、「ガメ電車」と呼ばれていました。上回りが剥ぎ取られてから、かなり時間が経過しているようでしたが、何に使うつもりだったのでしょう。

北陸鉄道石川総線 鶴来車庫

写真4はボギー電車の台枠、1977/3/21北陸鉄道石川総線鶴来車庫。

廃車解体された電車の台枠を流用したフラットカーです。載せられている部品はどう見ても使用可能とは思えませんでした。元は何だったのでしょうか? 短い台枠と軽い路面電車形台車が気になります。

国鉄鷹取工場

写真5と6は古い2軸貨車の下回りを利用したフラットカー、1969/8/11国鉄鷹取工場。

煽り戸受けバネが見られるところから、無蓋車の上まわりを撤去(床板もありません)したものでしょう。

台枠の上に何やら治具のようなものが載っています。連結器がガソリンカー等に使われる簡易形に取り換えられていました。

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