古い車輌の写真

トロッコ 3

花巻電鉄の2軸フラットカー

RM026 Web#=726 掲載2012/4/6

写真1は花巻電鉄の2軸フラットカー、1966/8/4花巻車庫。

車庫の端っこにある留置線の一番奥の押しこまれていた2軸のフラットカーです。もう車籍は無いのでしょう。台枠の表記は読み取れませんでした。用途不明の枠のようなものが積み込まれていました。瀬野低いハンドブレーキに注目してください、これでは停車中しか操作できないですね。

花巻電鉄の2軸フラットカー

写真2は花巻電鉄の2軸フラットカー、1966/8/4花巻車庫。

こちらのフラットカーは連結器が貧弱なので当初から車籍の無い作業用トロッコだったと推定します。床板中央の四角い穴は何でしょうか? ブレーキというものが見当たりません!

花巻電鉄の2軸フラットカー

写真3は花巻電鉄の2軸フラットカー、1966/8/4花巻車庫。

2輌を比べて見ると手前の巾がかなり狭いのが良くわかります。軌道線と鉄道線の差でしょうか?

尾小屋鉄道のトロッコ

写真4は尾小屋鉄道のトロッコで表記は1-1と1、1977/3/20新小松車庫。

以前貨物営業をしていた時代には、ちゃんとした車籍を持っていたと思われる立派な軽便無蓋貨車です。撮影当時は保線用のトロッコとなっていて、除草剤を散布するのに使われていたのでしょう。でも、なぜタンクが2基に別れてたのでしょうか?

尾小屋鉄道の2軸フラットカー

写真5は尾小屋鉄道の2軸フラットカーで表記は無し、1977/3/20新小松車庫。

立派な車側ブレーキを装備していることから、昔はちゃんとした車籍を持っていたと思われます。永年の酷使が祟ったのか床板が穴だらけになっています。

鴨宮にあった砂利トロ

これがホンモノのトロッコ! 写真6は新幹線モデル線区鴨宮車輛基地のすぐ近くで砂利を販売している業者の物流倉庫。ご覧のように木造の橋脚の上に線路が敷かれていて、砂利を積んだ貨トロッコが行ったり来たりするようになっています。地上の砂利をダンプカーに積み込むための施設だったのでしょう。詳しくはこちらを。小学生の頃に作ったOゲージトロッコのキットを思い出しました。

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