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RP489 Web#=734 掲載2012/5/21写真1はサ130形136、1978/5/14近鉄北勢線北大社車庫。 1954年サ366としてナニワ工機で製造、当初は三重線に所属。 1960年北勢線に転属。 1965年近鉄に吸収合併、サ130形136と改番。 1977年制御車に改造されてク136と改番。乗務員室が設けられシールドビームのヘッドライトが2灯設置、反対側の妻面に貫通扉が設置されました。 1991年に再度付随車化され、サ136と改番、側面窓をバス窓から固定式のユニットサッシに取換。 2003年に北勢線が三岐鉄道へ移管、サハ130形サハ136と改番。 現在はクハ141-サハ136-クモハ273の編成で現役です。
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写真2はサ130形137、1967/8/23近鉄北勢線阿下喜駅。 1954年サ367として帝国車輛で製造、当初は三重線に所属。 1960年北勢線に転属。 1965年近鉄に吸収合併、サ130形137と改番。 1977年片側の妻面に貫通扉が設置。

写真3はサ130形137、1978/5/14近鉄北勢線北大社車庫。 1990年から両貫通化改造、側面窓をバス窓から固定式のユニットサッシに取換。 2003年に北勢線が三岐鉄道へ移管、サハ130形サハ137と改番。 2008年に冷房化改造。 現在は143-137-144-274の編成で現役です。
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写真4と5はサ130形138、1978/5/14近鉄北勢線北大社車庫。 1954年サ368として帝国車輛で製造、当初は三重線に所属。 1960年北勢線に転属。 1965年近鉄に吸収合併、サ130形138と改番。 1977年両側の妻面に貫通扉を設置。

2003年に北勢線が三岐鉄道へ移管、サハ130形サハ138と改番。 2007年に冷房化改造。 現在は145-138-275の編成で現役です。 近鉄ナローゲージ路線用サ130形は、限られた近代化予算のもとで複雑な経過をたどって全車が近鉄最古参の現役車輛として活躍中です。前面1枚窓のクハに改造された例などは全く原型をとどめておりません。
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