ワフ9331
RP492 Web#=737 掲載2012/5/30写真1はワフ9330形ワフ9331、1978/5/14近鉄北勢線北大社車庫。 ガソリンカー用台車のようなアーチバー台車が特徴です。側面の標記は積0.7空0.4換算1.0です。
ワフ9332
写真2はワフ9330形ワフ9332、1967/8/23近鉄北勢線西桑名車庫。 車掌室へのステップと妻面の赤い標識がチャームポイントです。側面にたった一つの窓ですが、模型ファンの目では無機質の貨車に表情というものが浮かび出て来るように感じられます。ドアに換算という文字が見えますが、数値は記入されていません。側面の標記は荷重5t自重3.8tです。
カブース
以前、アメリカの貨物列車の最後尾には上記のワフに相当するカブース(車掌車)が必ず連結されていました。塗装は赤が圧倒的に多く、次いで警戒色の明るい黄色に塗装されていました。写真3でご覧のようにデッキ、出入り口、窓があり、屋根の上にはキューポラという列車見張台が設けられていました。煙突はストーブのためで、ここで温められてカブース・コーヒーは鉄道ファンにとって応えられない美味だったことでしょう。
ワ9321
写真4はワ9320形ワ9321、1967/8/23近鉄北勢線西桑名車庫。 太いキングポストが目立ちます。側面の標記は荷重5t自重4t積0.8空0.4です。
ト9824
写真5はト9820形ト9824、1978/5/14近鉄北勢線北大社車庫。 側面の標記は積0.6空0.3です。 員弁川の砂利採取線で活躍していたのは写真5や6のような立派なボギー無蓋車ではなくて、国鉄のリ300形に良く似た構造の四輪単車のダンプカーでした。
ト9833
写真6はト9830形ト9833、1967/8/23近鉄北勢線西桑名車庫。 側面の標記は荷重5.0t自重2.8t積0.6空0.3です。こちらにはクングポストが設けられています。
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