古い車輌の写真

近鉄特急 2 京都線、橿原線

18203

RP507 Web#=752 掲載2012/7/23

写真1はモ18200形18203、1971/9/8近鉄奈良線大和西大寺駅。

1966年に近鉄は京都〜伊勢間の特急に使用していた18000系の増備車として、モ18200Mc+ク18300Tcの2両編成5本10輌を近畿車輛で製造しました。先行した18000系と同様600Vと1500Vの複電圧仕様で、車両限界の狭い京都線や橿原線に合わせたスリムな車両でした。

18205

写真2はモ18200形18205、1971/9/8近鉄奈良線大和西大寺検車区。

主として京都〜伊勢感の特急列車に使用されていましたが、廃車となった20100系あおぞら号の後継の団体専用車に改造され、4輌編成2本と2両編成が1本で運用されていました。
2006年に廃車解体。

18501

写真3はク18500形18501、1971/9/8近鉄奈良線大和西大寺駅。

1969年に上記18200系の増備車としてモ18400Mc+ク18500Tcの2両編成10本20輌が近畿車輛で製造されました。モ18200系と同じ車両限界の狭い京都線や橿原線に合わせたスリムな車体でした。
1997年に第9編成は団体専用車に用途変更。
1999年〜2000年に第9編成1本だけを残して、全て廃車解体となりました。
2012年現在団体専用車となった第9編成は健在です。