503
RP524 Web#=769 掲載2012/8/15写真1はデナ500形503、1977/4/18叡山線修学院車庫。 デナ503の前身は阪神の834です。 1928年に阪神電鉄は田中車輌で831形831〜840の10輌、1929年に川崎車輌で841〜850の10輌、計20輌を801形の増備車として製造しました。
506

写真2はデナ500形506、1977/4/18叡山線修学院車庫。 デナ506の前身は阪神の841です。 1963年に4輌廃車。 1964年に残りの16輌が廃車、この内の10輌(839, 848, 834, 838, 837, 841, 842, 847, 849, 843)が廃車となった順に京福電鉄叡山線へ譲渡されデナ501〜510となりました。
507

写真3はデナ500形507、1977/4/18叡山線修学院車庫。 デナ507の前身は阪神の842です。 阪神電鉄在籍当時はこげ茶色一色の塗装で最新鋭ジェットカーに伍して、6輌編成の小型車が6台のパンタグラフを林立させ猛烈な速度と走行音で梅田〜三宮間の急行列車として疾駆していました。
508

写真4はデナ500形508、1977/4/18叡山線修学院駅。 デナ508の前身は阪神の847です。 この叡山線ではクリーム色とダークグリーンのお洒落なツートンカラーを纏い、ローカル私鉄のシンボルであるトロリーポールを載せて、のんびりと単行で運用されていました。まるでここの生え抜きの電車のようでした。
510

写真5はデナ500形510、1977/4/18叡山線修学院駅。 デナ510の前身は阪神の843です。 1973年のトロリーポールの先端がホイール式からスライダーシュー式に改造。 1978年に508と510以外がパンタグラフ化。 1979年〜1983年にデオ600形と置換えられて廃車。
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