古い車輌の写真

関東鉄道常総線 6 DD502、貨車

DD502

RP539 Web#=788 掲載2012/9/18

写真1と2はDD502形DD502、1975/6/7関東鉄道常総線水海道車庫。

1956年常総筑波鉄道が日本車輛でセミセンターキャブのロッド式ディーゼル機関車DD502形DD502を製造しました。全長11.0m、自重33.7t、製造当初は出力450PSのDMF-36SBエンジンを搭載。
1971年にエンジンが出力500PSのDMF-31SBに取替られています。
1974年に貨物営業が廃止となり保線工事専用機となり、60歳に近い車齢ですが今でも現役です。

常総筑波鉄道は新技術であるディーゼル機関車の導入に熱心でした。当時はまだ中型以上のディーゼル機関車の基本設計が確立されていなかったので、それぞれが変わった特徴を持っていました。1953年鬼怒川線砂利輸送の蒸気機関車置換え用として導入した東急横浜製作所製小型ディーゼル機関車DB11形DB11、新三菱重工で製造したセンターキャブのロッド式ディーゼル機関車DD501形DD501、1955年日本車輌製造が製造した試作形ディーゼル機関車DD90形DD901、1959年新三菱重工業で作られた4輪をロッドで連結した特異な足回りを持つ試作形ディーゼル機関車DD45形DD451などの多彩なディーゼル機関車が在籍していました。

スム1001

写真3は関東鉄道鉾田線に所属するスム1000形スム1001、1975/6/7関東鉄道常総線水海道車庫。

このスム1001は番号の下に2重線が記されているので国鉄直通承認社車として鉾田線から常総線まで走行可能です。

トム?

写真4は番号が読み取れなかったトム、1975/6/7関東鉄道常総線水海道車庫。