古い車輌の写真

阪急電鉄 7 デイ100

122

RP554 Web#=803 掲載2013/1/31

写真1は100形122、1970/5/30阪急京都線西向日町駅。

1928年新京阪鉄道はP-6形の増備車としてMcの121〜133、Tcの511〜539の計42両を製造しました。121〜126と511〜519が日本車輌製造本店、127〜129と520〜522が汽車製造東京支店、130〜133と523〜526が田中車輌で作られました。このときは設計が少し簡略化され、車体が半鋼製、窓が2段上昇式となりました。

127

写真2は100形127、1969/11/25阪急嵐山線桂駅。

1948年からデイ100の更新修繕が行われ、ベンチレーターがグローブ形に取替えられて、屋根の印象が大きく変わりました。

1972年に写真の122、127、128、131、140は廃車解体となりました。

128

写真3は100形128、1970/5/30阪急千里山線千里山駅。

1933年デイ128〜133はフイ524〜529の運転台機器を使って片運転台から両運転台に改造されました。そのためフイ524〜529は付随車となり実質的には休車となりました。

131

写真4は100形131、1970/5/30阪急京都線西向日町駅。

140

写真5は100形140、1970/3/25阪急京都線正雀工場。

1927年にP-6系のTcである500形501〜510の10輌が神戸の川崎造船所で製造されました。
1928年501〜510の10両は全て竣工後1年で両運転台付きの電動車に改造、134〜143に改番されました。その時に発生した空番501〜510は、530〜539が501〜510に改番されて埋められました。