古い車輌の写真

阪急電鉄 27 1300系

1303

RP574 Web#=823 掲載2013/7/8

写真1は1300形1303、1970/5/30京都線西向日町。写真1の1303は妻面窓枠がHゴム化されていますが、貫通幌枠、ヘッドライトは原型のままです。

1957〜1961年に阪急は京都線初の高性能車として1300系Mcの1300形1301〜1308とTの1350形1351〜1358の計16両をナニワ工機で製造しました。最初の1301-1351-1302は2扉クロスシートで就役しましたが、1303〜1306は2扉ロングシートとなりました。

写真2は1300形1303、1976/1/17千里山線南千里。

写真2の1303は妻面窓枠がHゴム化され、ヘッドライトがシールドビームとなり冷房化工事が行われています。ベンチレーターの代わりであった屋根のルーバーが無いと物足りない印象が残りました。

1307

写真3は1300形1307、1970/5/30京都線西向日町。

1959年竣工の1307-1354-1308は、当初より3扉車として製造されました。

1971年に1300系は全車3扉化され、千里線転用の為7両編成2本に組替えられました。この時余剰となったT2輌1351と1355は宝塚線へ転属し1200系に組み込まれました。

写真4は1300形1307、1976/1/17千里山線南千里。

1975年に1010系グループとして初めての冷房化工事がアルナ工機で行われました。
1983年に4輌編成3本に組替えられ、主として嵐山線で運用されました。この時に余った1307と1308は使用されないまま保管されていましたが、1986年に廃車解体となりました。

写真5は1300形1307、1977/11/21京都線十三。

写真5の1307は妻面窓枠がHゴム化され、ヘッドライトがシールドビームとなり冷房化工事が行われています。