古い車輌の写真

阪急電鉄 28 1300系、1600系

1306

RP575 Web#=824 掲載2013/7/9

写真1は1300形1306、1969/11/25京都線桂。

この1306は正面の窓がHゴム支持なのは残念ですが、まだ2扉の時代です。丸みを帯びた端正な正面のデザインと同じ大きさの窓が並ぶ2扉車は、阪急で最もファッショナブルと思いますがいかがでしょうか。
1971年に千里山線用として7両編成2本に編成替された時に3扉化されています。

1308

写真2は1300形1308、1970/5/30京都線西向日町。

1959年に編成として最後に新造された1307-1354-1308は、当初より3扉車として製造されました。

屋根に注目してください、換気がファンデリアとルーバーで行われていたために、屋根の上には目障りなベンチレーターが無いすっきりとした車体でした。

1358

写真3は1350形1358、1977/12/11京都線十三。

1959年竣工の1307-1354-1308の編成は、当初より3扉車として製造されました。後に編成の番号に合わせて1354は1358に改番されました。
1975年に冷房化改造を受けました。

1604

写真4は1600形1604、1977/12/11京都線十三。

1957年から宝塚線用1200系の京都線版として、電装解除された100形(P-6)のモーターを流用し、台車と制御器を新製してナニワ工機で製造されました。したがって吊掛式の古いタイプですがP-6が優秀な電車だったために、充分本線で実用になったようです。当初は2扉でしたが、後に3扉に改造されています。

1651

写真5は1650形1651、1976/1/17千里山線。

1972年に一部車両の運転台が撤去され、4連固定編成化されました。この時に中間に挟まれた運転台が撤去されています。1200系と同じく冷房化はされませんでした。
1983年に廃車されました。