古い車輌の写真

阪急電鉄 30 3000系

3060

RP577 Web#=826 掲載2013/7/13

写真1と2は3050形3060、1970/3/25京都線正雀工場。この写真は特別に架線柱が車輛にかからない様に作られた側線で撮影しています。工場の方の話では形式写真撮影のために設けられた線とのことでした。

1964〜1968年に阪急は神戸線用として3000系、Mcの3000形とMの3500形、Tcの3050形を各34輌、Tの3550形を12輌の合計114輌をナニワ工機で製造しました。

1964〜1967年に宝塚線用として3100系、Mcの3100形とMの3600形、Tcの3150形を各12輌、Tの3650形を4輌の合計40輌をナニワ工機で製造しました。
1996年に3100系3156-3604-3653-3106の4輌が能勢電鉄へ改造の上譲渡され、3170-3620-3570-3120と改番されて現在も活躍中です。

3301

写真3は3300形3301、1977/12/11京都線十三駅。

1967〜1968年に京都線用として3300系、Mcの3300形を48輌とTcの3350形を18輌、Mの3800形を18輌、Mcの3400形を30輌、Tの3850形を6輌の合計120輌をナニワ工機で製造しました。
1979年にTの3950形を6輌増備しました。

3310

写真4は3300形3310、1970/5/30京都線西向日町駅。

1981年から冷房化工事が施行、この時に編成中間に組み込まれた先頭車の大半は運転台が撤去されました。
2013年現在中間T車2輌だけが編成組替の都合で余剰休車となっていますが、全車在籍して活躍しております。

3320

写真5は3300形3320、1970/5/30京都線西向日町駅。

阪急電車は1960年に登場した2000系からずっと3000系、5000系、6000系、7000系と車体のデザインを変えませんでした。妻面のデザインが大きく変わるのは1988年に製造が始まった8000系まで待たねばなりませんでした。また側面のデザインが大きく変化したのは2006年に登場した9000系からです。

3354

写真6は3350形3354、1976/1/17千里山線南千里駅。

このページの写真は全て冷房化工事直前の撮影です。

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