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古い車輌の写真
阪急電鉄 36 43004301![]() 写真1〜3は4300形4301、1970/3/25京都線正雀工場。 1924〜1925年に新京阪鉄道(現在の阪急京都線)は、土砂輸送用として電気機関車1〜3の3輌を汽車製造会社で製造しました。これは後で述べる無蓋貨車1000形(のち4100形)を牽引するためでした。 ![]() 1960年に2001と2002は3001と3002に改番。 1964年に4301と4302に改番。ずっと正雀工場の入換用として使用されていました。 1975年に車籍を失い、工場の機械扱いとされました。 1986年に4301は解体されました。 ![]() 車体の中央に在る大きな貨物扉のせいで、電気機関車と言うよりも有蓋貨物電車の趣で、宝塚電車館に保存してあった2003の車内に入るとがらんどうでした。 ![]() まるで古いボギー貨車のような、華奢なアーチバー台車に注目してください。この写真を撮影した時、車体は阪急事業用電車の標準色である黒、エンドビームは黄色と黒の虎縞模様で塗装されていました。 4302![]() 4302は4301よりも前に解体されてしまいました。 新京阪鉄道には電気機関車以外に、工事用として蒸気機関車も2輌在籍していました。1889〜1901年に讃岐鉄道がドイツのホーエンツォレルン機関車会社から輸入した7輌のBタンクの内の2輌で、山陽鉄道を経て鉄道省60形となった蒸気機関車の中の60と61です。1927年に新京阪鉄道の建設用に標準軌(1435mm)に改軌の上払い下げられ、建設工事終了後は深夜の保線用として使用されていましたが1938年に廃車解体されました。サイト・オーナーはまだこの時代の写真を見たことがありません。どなたかWebで公開してください。 2003の廃車体![]() この電気機関車は土砂輸送用として3輌製造されましたが、実際の運用では2両で充分だったようで、3輌の内2003は早い時期に休車となりました。 1955年長く放置されていた2003は廃車となりました。2003の車体の半分はカットボディーとして旧宝塚ファミリーランドの「のりもの館(旧電車館)」に特徴のあるアーチバー台車と共に保存されていましたが、現在は正雀工場で保管されています。トロリーポ−ルを搭載し、塗装はダークグリーンの車体にお洒落な赤のエンドビームとなっています。写真6の哀れな廃車体は展示されなかった方の半分と思われます。 前のページ 次のページ |