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RP596 Web#=854 掲載2013/11/3写真1はモハ100形123、写真2はそのインテリア、2013/10/14仙台市電保存館。 1948年仙台市電初のボギー車としてモハ80形80〜84の5輌を新潟鉄工所で新造しました。次いで1949年に85〜89、1950年に90〜94、1952年に95〜103が竣工し、合計24輌となりました。 1954年にモハ200形の入線と共にモハ100形101〜124と改番。当初は前面は3枚窓、前後の2扉、ポール集電でした。 1965年ワンマン改造されて前面は非対称の2枚窓、前中の2扉、Zパンタとなりました。

1976年の市電廃止に伴い5輌が長崎電気軌道に譲渡され1050形1051〜1055となりました。この内元仙台市電121の1054が1990年、オーストラリアのシドニー路面電車博物館に譲渡。元仙台市電119だった1053は旧秋保電鉄の秋保温泉駅跡に保存。元仙台市電117だった1051は現在でも予備車として長崎電気軌道に在籍しています。 半鋼製2軸ボギー車で全長11.4m、自重13.5t、出力38.0kwX2=76.0kw、定員88名、ブリル77E系を新潟鉄工所でコピーした台車を履いています。
呉市電 2001

写真3は呉市電2000形2001、1967/3/31呉市交通局阿賀車庫近辺。 1961年呉市交通局は2000形2001〜2003の3輌をワンマンカーとしてナニワ工機で製造しました。 1967年の呉市電廃止に伴い2002と2003は仙台市交通局へ譲渡されモハ2000形2002と2003となりました。 1976年の仙台市電廃止と共に廃車。
呉市電 3004

写真3は呉市電3000形3004、1967/3/31呉市交通局阿賀車庫近辺。 1961〜1962年に呉市交通局は木南車輌製600形の内3扉車として作られた601〜607を阿賀工場でワンマンカーに改造し3000形3001〜3007と改番しました。1967年の呉市電廃止に伴い全車が仙台市交通局へ譲渡されモハ3000形3001〜3007となりました。 1976年の仙台市電廃止と共に廃車。
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