クハ68052
RJ192 Web#=858 掲載2013/11/8写真1はクハ68形クハ68052、1972/5/24中央本線長野駅。 1937〜1938年に鉄道省はクハ68形クハ68001〜020の20輌を製造。このオリジナルの他に、他の形式から改造編入されたものが多く在籍していました。 1938年鉄道省は川崎車輛でセミクロスシートの急行用電車クハ68016を製造しました。1943〜1945年に戦時輸送用としてロングシートに改造され、クハ55130と改番。 1952〜1953年にクロスシートに復元されクハ68052と改番。 1978年長モト(長野鉄道管理局松本電車区)で廃車。
クハ68099
写真2はクハ68形クハ68099、1976/6/5篠ノ井線松本駅。 1937〜1938年に鉄道省はクハ55形クハ55001〜096の96輌を製造。 1940年鉄道省は梅鉢鉄工所でクハ55087を製造しました。 1946年アメリカ進駐軍専用車の指定を受けました。 1949年指定解除。 1953年車輛称号規定改正に伴いクハ68099へ改番、これはクロスシートに改造されていたため。 1977年長モトで廃車。
クハ68111
写真3はクハ68形クハ68111、1976/6/5中央本線長野駅。 1934年鉄道省は日本車両で急行用としてサロハ46101〜103の3輌を製造しました。サロハ46103が写真3の前身です。 1936年横須賀線に配属されたサロハ46の連番としてサロハ46017と改番。 1937年運転台を取り付ける改造を受けてクロハ55025と改番。 1942年戦時輸送用としてロングシート化改造を受けてクハ55109と改番。 1955年セミクロスシート化されクハ68111と改番。 1977年長モトで廃車。
モハ70036
写真4はモハ70形モハ70036、1976/6/5篠ノ井線松本駅。 1951年国鉄は川崎車両でモハ70036を製造。横須賀線、京阪神緩行線など通勤と中距離の輸送用に開発された3扉セミクロスシート車でクハ76やモハ70等282輌が作られました。 1977年長モトで廃車。
モハ70047
写真5はモハ70形モハ70047、1976/6/5中央本線長野駅。 1952年国鉄は川崎車両でモハ70047を製造。 1977年長モトで廃車。
クハ85306
写真6はクハ85形クハ85306、1976/6/5中央本線長野駅。 1957年サロ85形サロ85306として日本車輛東京支店で作られました。 1965〜1970年に格下げ改造を受けてサハ85306と改番。 その後切妻のまま高運転台を取り付ける改造が行われクハ85306と改番。 1980年名(シン)名古屋鉄道管理局神領電車区で廃車。
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