古い車輌の写真

尾小屋鉄道 4 DC121

DC121

RP601 Web#=880 掲載2014/1/6

写真1と2はDC121、1973/6/2尾小屋鉄道新小松車庫。

1952年尾小屋鉄道は協三工業で在籍していた蒸気機関車1と2の足回りを流用して凸形ディーゼル機関車を作りました。仕様は全長5.8m、自重12.0t、エンジンは三菱DF2Lで出力140PS、機械式変速機でした。軸配置はCでサイドロッドを装備していました。1958年に増備されたDC122と同じ仕様ですが、DC121は丸みを帯びたやや古臭いデザインの流線形でした。

1977年の廃線まで客車列車牽引に活躍していました。廃線後は「いしかわ子ども交流センター小松館」にある「なかよし鉄道」で動態保存されています。