古い車輌の写真

国鉄 特急用気動車 1

キハ81系

RJ209 Web#=886 掲載2014/1/15

写真1と2は特急はつかり、1966/8/4青森駅。

1960年に日本初の特急形気動車とりてキハ81系は9輌編成2本と予備8輌の合計26輌が製造されました。キハ81系は初期故障に悩まされましたが、後に358輌も作られたキハ82系の試作車としての役割を果たしました。

今となっては惜しいことですが、この頃の私は地方の軽便鉄道や中小私鉄が主な撮影対象でした。それに次ぐのが国鉄の蒸気機関車、つまり花型特急ディーゼルカーはフィルム交換の際の消化用でした。

東北本線が電化された後は、近くの紀勢線の特急列車くろしお号用として使われていましたが、とうとう撮る機会を逃してしまいました。「ぶるどっぐ」のような御面相が、どうしても好きにはなれませんでした。

写真1と2の時も「隣の線にはつかりが入っている」ということで撮影したのですが、すぐに検車区に向かって発車して行き「あ〜〜ぁ」と言うことになりました。

キハ82 68

写真3はキハ82形キハ82 68、1979/10/8?国鉄東海道本線大阪駅。

キハ82はキハ81の可哀そうな先頭車と比べて、格段に優れた精悍なデザインとなりました。私のようなSLマニアには嫌われていましたが、キハ82とキハ58はインダストリアル・デザインとして、魅力のある成功作ではないでしょうか。

キロ80 16

写真4はキロ80形キロ80 16、1979/10/8?国鉄東海道本線大阪駅。

妻面に近い屋根の上に大型の水タンクが設置されています。これはあまり強力でないDMH-17系エンジンを2台搭載するために床下のスペースを確保したためです。

キハ80 131

写真5はキハ82形キハ82 68、1979/10/8?国鉄東海道本線大阪駅。

茸形の冷房ユニットが、古い冷房車ということを主張しています。