古い車輌の写真

小郡機関区 6 C12とスエ30

C12 39

RJ245 Web#=922 掲載2015/1/29

写真1と2はC128形C12 39、1972/5/7国鉄山陽本線小郡機関区。

1933年日立製作所笠戸工場で新製、門司鉄道管理局宮崎機関区杉安駐泊所へ配属。
1953年小郡機関区宇部支区へ転属。
1972年厚狭機関区で廃車、解体。

小郡機関区にたくさん並んでいた蒸気機関車たちですが、全て盗難を恐れてかナンバープレートが取り外されて、番号がペンキ書きされていました。その中でもこのC12 39は書体?も酷く、残念な思いがしました。

C12 263

写真3はC12形C12 263、1972/5/7国鉄山陽本線小郡機関区。

1940年日立製作所笠戸工場で新製、名古屋鉄道管理局美濃太田区機関区配属。1941年福井機関区を経て宇和島機関区へ転属。
1968年宇和島線無煙化に伴い高崎第一機関区へ転属。
1970年厚狭機関区へ転属。
1972年厚狭機関区で廃車、解体。
 

宇和島機関区時代のC12 263

写真4はC12形C12 263、1967/3/29国鉄宇和島線宇和島機関区。

宇和島線に在籍していたころのC12 263は短い貨物列車や朝夕の通学列車などを牽引していました。昼間は暇をもてあましていたようで、宇和島機関区の構内にはC12がたくさん留置されていました。

スエ30 19

写真5はスエ30形スエ30 19、1972/5/7国鉄山陽本線小郡機関区

この頃の機関区には事故に備えて資材を積み込んだ救援車が待機していました。少し前までは木造のナエ17000形などが多かったのですが、1960〜1964年にかけて古いオハ31系17m級鋼製客車から改造されたスエ30型やスエ31型に置き換えられていました。
スエ30 19はスニ30形荷物車スニ30 50からの改造です。

スエ30 48 ?

写真6はスエ30形スエ30 48?、1972/5/7国鉄山陽本線小郡機関区。

番号が読み取りにくいのですがスエ30 48と思われます。スエ30 48はスニ30形荷物車スニ30 95からの改造です。

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