C11 200
RJ255 Web#=956 掲載2015/3/1写真1はC11形C11 200、1969/9/20国鉄門司機関区。 1940年川崎車輌兵庫工場で新製、門司鉄道管理局後藤寺機関区へ配属、以後ずっと九州で活躍。 。1972年志布志機関区へ転属。 1974年志布志機関区で廃車。 1976年より兵庫県たつの市龍野町にある中川原公園で保存。
C11 337

写真2〜4はC11形C11 337、1969/9/20国鉄門司機関区。 1946年日本車輌名古屋工場で新製、門司鉄道管理局へ配属、以後ずっと九州で活躍。 1956年ごろ小倉工場式デフレクター( いわゆる門鉄デフ )が取り付けられました。 1971年直方機関区へ転属。 1972年直方機関区で廃車、解体。

門鉄デフはいろいろな形式の蒸気機関車に取り付けられましたが、どの形式の場合でもカマをより男前にする効果があったと思います。C11は細身で中心が高い位置にあるボイラーのせいで、「これから早く走るんだぞうぅ」と主張しているようでした。

写真4のように少し見上げるようにすると、これから翼を広げて飛び立とうとするように思えます。門司のC11は走行中の動揺を防ぐためにボイラーを跨いで左右のサイドタンクを連結しているアングル材がないのでとてもすっきりとしていました。
C11 376

写真6と6はC11形C11 376、1969/9/20国鉄門司機関区。 1946年日本車輌名古屋工場で新製、門司鉄道管理局佐々機関区へ配属、以後ずっと九州で活躍。 1972年門司機関区で廃車、解体。

九州のC11によく見られるのですが、コールバンカーのヘッドライト下の左右に2つ付いているラッパ状のものは、向背位で運転している時に涼しい風を取り入れるための通風孔です。短距離用のはずなんですが、コールバンカーの背が高く改造されていました。
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