古い車輌の写真

西濃鉄道 3 沿線

RP035 Web#=96 掲載2008/3/18

西濃鉄道の車庫で撮影後、近くの沿線風景とやらを撮りに行きました。当時は形式写真至上主義でしたので走行中の写真や施設などにはあまりカメラを向けませんでした。場所の記録も取らなかったのが残念です。

写真1はこの鉄道のスポンサーである、石灰岩で出来た山の麓の写真です。

これは昔鉄道省のキハニ5000形を借りて旅客営業をしていた時代の名残のプラットホームでしょうか。石灰の細かい粉が降り注いで、すさまじいウエザリングがなされています。

当鉄道の主力機DD401が貨物列車を牽いて、ゆっくりとこちらに向かってきます。石灰を運ぶ鉄道らしくテムやトムが連なっています。大した速度でもないのに、きついカントがつけられているのでしょうか。ディーゼル機関車が車体を傾けながら走っています。それにしても洗濯物が邪魔ダナ、これもレイアウトにあると楽しい添景かな?

列車の後追いですが、貨車に社紋が付いているのに注目してください。この頃では珍しくなった私鉄所有の貨車が営業に使われています。2本しか電線が架けられていない電信柱もローカル私鉄には必須ですね。

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