古い車輌の写真

能勢電鉄 19 川西能勢口駅

スイーツ電車というイベント

RP625 Web#=954 掲載2015/6/22

写真1と2は能勢電鉄3100系の3120で元阪急電鉄の3106、2014/5/17川西能勢口駅。

スイーツ電車という初夏のイベントで使われた3100系、能勢電鉄は集客の一環としてこのような企画列車( 春のお花見電車、夏の納涼電車、秋の紅葉狩電車、冬のおでん電車 )を運行しています。沿線のスイーツショップから持ち込まれたスイーツを味わいながら、車窓から初夏の新緑を楽しもうという企画です。この日はスイーツばかりなので、鉄道ファンの男の子は乗車していないようでした。

妙見口までの往復ですが往路は乗客には写真2の上半分のような小さなケーキ主体の洋菓子が7個 プラス ジュース! これはチト多い。帰路は写真2の下半分のように和菓子がプラス。

サイト・オーナーは甘いものの食べすぎでバチが当って糖尿病を患っており、ボグリボースという血糖値急上昇防止薬を持参。調子に乗って食べまくっていたら、かなりもたれました。往路7個、復路7個、ジュースは飲み放題、「あまったお菓子は電車の中でお召し上がりください」はチト多すぎました。

帰宅しても満腹感は収まらず、晩メシ省略となりましたぁ・・・ゲップ〜ぅ。

写真3〜6は能勢電鉄川西能勢口駅、1965/4/1。

明るい春の日差しの下で妙見口行きの電車が乗客を待っています。当時の能勢電鉄川西能勢口駅は阪急宝塚線の北側に小さな駅舎と改札口( 写真4で2番線の表示の奥 )があり地平ホームでした。改札口の上には当時の能勢電鉄本社がありました。

写真3の右奥に見えるのは川西国鉄前まで運行していた30形電車です。

もう春になっていて、駅構内の踏切などには水が撒かれていました。

妙見口からの電車が川西能勢口駅へ進入してきます。

トロリー・ポールの時代には、川西能勢口駅を出発してすぐに北に向かうカーブはもっときついものでした。パンタグラフ集電になる時に沿線の随所に在った急カーブは改良されていました。しかしこの電車にはまだ妙見口側のトロリー・ポールが撤去されずに残っていました。

写真5の左側に地方で営業していた古い形の酒屋さんが見えます。店先に積み上げられた一升瓶を収めた木箱の山、酒造会社から提供された立派な金看板、紫( 醤油のこと )と書かれた小旗などが田舎を主張しています。