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古い車輌の写真
福井鉄道 福武線 4 モハ111、モハ161モハ111![]() 写真1と2はモハ110形モハ111、1973/6/3福井鉄道福武線西武生車庫駅にて。 この電車は長くて複雑な経歴を持っています。1914年新橋工場でナデ6143として竣工、まもなくデハ6295に改番。1926年に廃車となり目黒鎌田電鉄に払下げられデハ43となりました。1927年に福武電気鉄道の譲渡されデハ5となりました。1933年に廃車となりましたが1943年に客車スハフ11として復活しました。この空白の10年間は単に保管されていただけなのでしょうか? ![]() 写真でご覧のように幕板が極端に広く、窓が低くて狭い独特の風貌を持っていました。他の電車と比べて強力なモーターを搭載していて、南越線で除雪や軽貨物列車などの牽引に使われていましたが、1975年に事故で廃車となりました。 モハ161-1![]() 1933年に福武電気鉄道が福井市内線用としてデハ20形デハ21〜24の4輌を日本車輌で作りました。1947年にモハ60形モハ61〜64と改番されました。モハ61は1948年の福井地震で大きな被害を被りましたが復旧されました。1967年から鉄道線でも運用されるようになりました。路面電車として設計されていたために車体が小さかったので、1968年に福井鉄道の車庫で連接車に改造されモハ61がモハ161-2に、モハ62がモハ161-1となりました。 モハ161-2![]() 連接車として1973年の同線廃止まで鯖浦線で活躍し、その後は福武線の臨時列車用として使われていて、1985年にはワンマン改造も受けました。1997年に名古屋市交通局名城線の1100形と1200形が600形として入線するに際して廃車となりました。 |