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古い車輌の写真
京阪電鉄 7 大津線 260、350261![]() 写真1は260形261、1977/4/18京阪電鉄錦織車庫。 260形は1957年〜1968年の長期に渡って26両が100形と200形の主要機器と台車を再利用して製造されました。登場当時は車体上部マンダリンオレンジ、下部カーマインレッドという京阪特急色で京津線の急行に使われていましたが、1980年に普通車のダークグリーンとライトグリーンになりました。 262![]() 260形はトロリーポール集電で登場しましたが、1970年にパンタグラフに変更。次いで1973年までに両運転台から片運転台に、当初のヘッドライトは写真のように一灯でしたが1980年に2灯に変わりました。 1957年に260形の第1次車として261〜267の7両がナニワ工機(後のアルナ車輌)で作られました。このグループは片開扉であったために600形への改造は行われず、大津線昇圧まで活躍を続け1997年に廃車となりました。261と262の台車はアメリカのメイン州ケネバンクポートにあるSeashore Trolley Museumに贈られて、電車のリストアに使われたそうです。 272![]() 1959年に260形第2次車として268〜273の6両が日立製作所で製造されました。両運転台のままでしたが、側扉は両開扉に変更されていました。1次車と同じようにパンタグラフ化、片運転台化、ヘッドライト2灯化、塗装変更などが行われました。 このグループは1987年〜1988年に廃車となり、車体は改造の上600形3次車615〜620に流用されました。写真の272は1988年廃車、車体は618に再利用されています。 356![]() 京阪交野線で使用されていた800形の主要機器を流用して、1966年に350形第1次車351〜355の5両が製造されました。車体は260形の第2次車と同じでしたが、塗装は一般車と同じグリーンの濃淡で登場しています。260形と同様に片運転台化、スライダー式トロリーポールからパンタグラフ化が実施されました。 写真の356-357の編成は大津線昇圧時に廃車され、浜大津駅の側線に80形81+82の編成とともに留置されていましたが結局2002年に解体されました。 812![]() この800形は元石山坂本線の前身である琵琶湖鉄道汽船が1927年に日本車輌製造本店において新造した100形で、1930年と1940年に京阪本線へ移管され800形に改番されました。350形はこの800形の台車や機器を流用して石山坂本線用として製造されたので、里帰りを果たしたわけです。 京阪電鉄 2 交野線 800 前のページ 次のページ路面電車 |