古い車輌の写真

学生時代の合宿 17 黒井駅

RJ133 Web#=467 掲載2010/3/4

一緒だった先輩たちと別れて、大館で同和鉱業小阪鉄道、八郎潟で秋田中央交通の取材をしながら帰路につきました。黒井駅に降り立ったのはもちろん軽便の頚城鉄道を取材するためです。

D51 335

写真1はD51形D51 335、1966/8/7信越線黒井駅にて。

D51 335は1939年に日立製作所で作られ、1969年に直江津機関区で廃車となりました。特徴としてはドームの後に小型の重油タンクを載せていました。

C57 108

写真2はC57形C57 108、1966/8/7信越線黒井駅にて。

C57 108は1939年に日立製作所で作られ、1969年に直江津機関区で廃車となりました。ナンバープレートが傾いているのは、クルクルパーと共に極めて遺憾です。この時は隣接する頚城鉄道に意識が飛んで行っており、ありふれた標準型のC57やD51は、この2枚の写真だけでした。

頚城鉄道 新黒井駅

写真3と4は頚城鉄道の新黒井駅、1966/8/7信越線黒井駅にて。

黒井駅を発着するC57やD51なんかは目もくれず、こっちの軽便鉄道に夢中でした。頚城鉄道の始発駅である新黒井駅の駅舎と混合列車ホジ+ホハ+ワフです。

新黒井駅のそばのヤードです、蒸気機関車時代の給水タンクが残されていました。米俵や肥料、農機具なんかを運ぶ有蓋貨車がたくさん留置されていました。後方に見える大きな建物は、国鉄の貨物ホームに隣接する農業倉庫です。

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