古い車輌の写真

南海電鉄 3 1551

1560

RP452 Web#=686 掲載2012/1/16

写真1〜3はモハ1551形1560、1970/11/3南海電鉄南海線羽倉崎車庫。

南海電鉄モハ1201形の一部は国鉄モハ63形割当車モハ1501形に搭載されていたMT-40形モーターを三菱電機から新品で購入して、13両に搭載してモハ1551形1551〜1563に改造しました。

後に台車も交換され1551〜1558が汽車会社製KS-8、1559〜1561が住友製FS-26となりました。古風な外観に似合わない新型台車(写真3)に注目してください。
強力なモーターを装備したモハ1551形は南海線で急行列車や準急列車に使用されました。
1955年からはモハ1551形の一部に弱め界磁を付けて同系のクハ1901形と共にクロスシートを装備して「あわ」や「なると」などの四国連絡急行の運行に使われました。

1955年から1969年にかけて車体の更新修繕が施工され、外板の張替、戸袋窓や前面窓のHゴム化、側扉のステップ撤去が行われました。不要な運転台の撤去も行われました。
1973年の昇圧に伴い全車廃車されました。そのモーターは2051系に転用されました。

京福電鉄福井支社モハ2000形2013

写真4はモハ2000形モハ2013、1973/6/3京福電鉄福井支社福井口車庫。

元南海電鉄のモハ1201形モハ1231で、京福電鉄福井支社ではモハ2001形に改番されて使用されました。このうち8輌は1982年より阪神電気鉄道から譲渡された5231形の車体への載替工事が実施されモハ2101形(後にえちぜん鉄道MC2101形)となりました。 詳しくは こちら をご覧ください。

水間鉄道モハ501形505

水間鉄道では南海電鉄のモハ1237を譲り受けてモハ505としました。片運転台、一段窓で単行で用いられていました。
詳しくは こちら をご覧ください。